「何事にも主体的に取り組める人材の育成」を目指す

東京農業大学第二高等学校

校長  村 清司

校長挨拶 本校は、長い歴史と伝統をもつ、わが国最大の農学系総合大学である東京農業大学の2番目の併設高校として、昭和37年(1962年)に群馬県高崎市に創立され、今年で56年目を迎えます。現在は、伝統ある私立高校として地域に根付き、これまでの進学実績やクラブ活動の成果において高い評価をいただいています。

 教育方針には「何事にも主体的に取り組める人材の育成」を掲げ、その実践の一つとしてアクティブ・ラーニング(能動的学習)の導入に努めています。とくに自ら考える人材の育成という観点から問題解決型の理科教育を重視し、理科の学習を通して科学リテラシー、すなわち事実に基づいて論理を組み立て、議論し、判断に導く実証的態度を身につけることを涵養しています。

さらに平成27年度からは、よりきめ細かい教育を実践するために、新たにコース制を導入しました。コースは、Ⅰコース(進学選抜コース)、Ⅱコース(発展/標準コース)、Ⅲコース(クラブ選抜コース)の3つからなり、Ⅰコースは“超難関”といわれる旧帝大や医学部への進学を目指します。Ⅱコースはさらに「発展コース」と「標準コース」に分かれ、「発展コース」は“難関”といわれる国公立大や有名私大、「標準コース」はその他のさまざまな大学や専門学校などへの進学を目指します。さらに「Ⅲコース」は、クラブ活動において全国レベルの大会での活躍を目指します。このようなコース制の導入により、さらなる進学実績の向上ならびにクラブ活動の強化が図れるものと考えています。

 創立45周年を契機に始まった教育環境整備事業により、4階建ての本館と600人収容のホールが新築され、その後、正門やグランドの整備、体育館の改修などが完工しています。それによって、校舎内は広々と光あふれ、充実した施設・設備とともに、安全で快適な学習環境が整いました。このように一新された環境の中で、生徒は日々勉学とクラブ活動に取り組んでいます。

本校の卒業生はすでに34,000人を超え、県内をはじめ全国各地で幅広く活躍しています。また、遠く離れた海外で活躍している卒業生も少なくありません。毎年、学校行事や生徒のクラブ活動には、卒業生で組織する同窓会はもちろんのこと、保護者の皆さんで組織する後援会も積極的に支援してくださり、地元には“農二ファミリー”と呼べるような大きな繋がりができあがっています。

本校へ入学される皆さんには、「多くの仲間とともに学び、ともに語り、そして自己研鑽に努力する充実した3年間」を過ごしてもらいたいと願っています。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.