CLOSE

OPEN

LINE

ご挨拶

校長挨拶
東京農業大学第二高等学校

校長 加藤 秀隆

長い歴史と伝統をもつ、わが国最大の農学系総合大学である東京農業大学の2番目の併設高校として、本校は昭和37年(1962年)に群馬県高崎市に創立されました。創立から本日に至るまで、地域の方々からの厚いご理解とご協力を賜り、昨年度は創立60周年を迎えることができました。心より感謝を申し上げます。

本校は教育方針に「何事にも主体的に取り組める人材の育成」を掲げ、アクティブ・ラーニングやICT教育、グローバル教育など教育内容の充実に努めています。また、自ら考え実践できる人材の育成を目指し、総合的な探求の時間におけるNIA(Noni Innovation Award)などの問題解決型のプログラムを通じて、豊かなコミュニケーション能力や高度な表現力の育成に力を入れています。

よりきめ細かい教育を実践するためにコース制を導入しています。Ⅰコース(進学選抜コース)、Ⅱコース(発展/標準コース)、Ⅲコース(クラブ選抜コース)、そしてグローバルコースの4つからなり、それぞれのコースで進学目標を設定しています。どのコースもコースの特色を生かしながら生徒一人ひとりが自ら望むスクールライフを作り上げています。このようなコース制の導入により、目標を持った学習と自己の個性や能力の伸長を目指しています。

校舎内は広々と光あふれ、充実した施設・設備とともに、安全で快適な学習環境が整っています。さらに、3年前に男子学生寮として鶴陵舎が設置され、遠方からの入学者約60名が文武両道を目指し、共同生活をしています。さらに、一昨年にはすべての教室のICT環境(校内Wi-Fi、電子黒板等)の整備が完了し、授業中のICT教育はもちろん、コロナ禍でのオンライン授業などにも有効に活用されています。

本校の卒業生はすでに37,000人を超え、県内をはじめ全国各地で幅広く活躍しています。また、遠く離れた海外で活躍している卒業生も少なくありません。毎年、学校行事や生徒のクラブ活動には、卒業生で組織する同窓会はもちろんのこと、保護者の皆さんで組織する保護者会や後援会も積極的に支援してくださり、生徒を育成するチームができあがっています。

本校へ入学される皆さんの「学びたい」という気持ちがさらに大きく膨らむよう、職員一同一丸となりサポートを行います。皆さんには、「仲間とともに、自ら学び、考え、実践する充実した3年間」を過ごし、社会の発展に貢献できるような人材に成長して欲しいと願っています。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.