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農大二高の学びは希望進路別の4つのコースから選択できます。

一人ひとりが希望の大学に進学できるよう、
個々に応じたきめ細やかな指導を実践しています。
新カリキュラム、変化する大学入試、グローバル化、高度な情報化などさまざまな変化に対して、柔軟に対応しながら生徒一人ひとりの自己実現を目指します。

希望進路別の4つのコース

 

それは、それぞれの生徒が目指す学業やクラブ活動に対し、クラスにおいて、学年において、男女それぞれがそれぞれの立場でお互いを尊重しあい、お互いの道をリスペクト(敬意を表す)することができる校風にあります。
 そして、教員もそれぞれの生徒の目標に対して、クラス担任、教科担当、クラブ顧問、養護教諭などがそれぞれの立場で連携を取りながら指導を行います。
【参考】「卒業後の進路」はこちら

時代の変化に対する即時の対応 時代の変化に対する即時の対応 時代の変化に対する即時の対応

◆通常授業を大切に

各コースの進路目標にあわせて授業内容、レベルや進度は異なりますが、いずれのコースにおいても「通常授業」を大切にしています。授業をしっかりと受けることにより、予習・復習のリズムが生み出され、自学習を意味のあるものとしていきます。そして、2022年度入学生より新学習指導要領が適用され、学習内容の変化にも柔軟に対応していきます。
 また、授業以外の取り組みとして、教育方針にも掲げている「何事にも主体的に取り組める人材の育成」のため、課題解決能力の基礎となる思考力・判断力・表現力を高める教育を実践しています。

◆変化する大学入試への対応

2021年よりはじまった「大学入学共通テスト」に代表されるように、大学入試において求められる力が知識だけでなく、思考力や表現力など多岐にわたります。通常授業のほかに「総合探究の時間」を活用して、進路探究活動やプレゼンテーション能力の向上、自己理解・他者理解、多文化理解など、社会で必要な力の育成も行います。

希望進路別の4つのコース 希望進路別の4つのコース

近年の特色ある取り組み

大学入試改革やグローバル化、プログラミング教育の早期化などに代表されるように、ここ数年生徒に求められる力もより広く、また劇的に変化しております。そこで、本校は時代や社会に求められる力の変化にいち早く対応できるよう様々なことに取り組んでいます。
 例えば、2018年度からオンライン英会話やセブ島語学研修、2019年度からはプログラミング講座や華語講座を校内で開設(いずれも放課後等の時間を活用した希望者対象)しています。

時代の変化に対する即時の対応 時代の変化に対する即時の対応

1.全館Wi-Fi設備を完備、全教室にプロジェクターが設置完了(2021年8月)

 2020年4月には本館、体育館、昭和棟など学校内全体にWi-Fi設備を完備しました。また、本館のH.R.教室にはこれまで設置されていたテレビモニターに加え、プロジェクター設備を設置しました。2020年度入学生からタブレット端末(iPad)を購入していただき、授業等でデジタル教材を用いながらアクティブラーニング(AL)を展開しています。(この取り組みに備えて、2019年度から教職員はタブレット端末を用いて授業での活用に向けた研修を行うとともに、会議資料のペーパーレス化などに取り組んでいます)。

時代の変化に対する即時の対応 時代の変化に対する即時の対応

2.校内に華語(中国語)講座を開設~台湾への大学進学の促進~

 2021年度で3年目となりますが、台湾への大学進学を促進するために校内で華語講座を開設しています。日本の大学進学と比較して学費・生活費を大幅におさえた大学進学が実現できます。台湾の大学からアメリカの大学に転学し、デュアルディグリー(2つの学位)の取得が可能です。中国語・英語の確かな語学力を身につけ、将来はトライリンガルのグローバル人材として国内外で活躍する道を拓きます。通常の授業および学校生活と両立を図りながら、放課後や休日に本校で実施しています。2019年度卒業生は23名、2020年度卒業生は12名が台湾の大学に進学しています。中には国立台湾大学や国立政治大学に合格する生徒を輩出するなどの実績を残しております。なお、国立台湾大学は日本での旧帝大学のレベルであり、世界各国から留学生が集まる国際色豊かな台湾最高峰の国立大学です。

時代の変化に対する即時の対応

各コースの概要

希望進路別の4つのコース

・希望進路別のコース選択

入試出願時に希望コースを確認して、本人の希望コースを優先して合格発表を行います。
なお、コース移動については1年生から2年生に進級する段階でのみ本人の希望および学業成績等により総合的に判断して決定します。(例:Ⅱコース発展⇒Ⅰコースなど)
 ただし、Ⅱコース発展およびⅡコース標準のクラス分けについては、校内の実力テストなどの結果に基づき、2年次、3年次進級時にそれぞれ行います。

・新カリキュラムに対応

2022年度入学生より新学習指導要領(新カリキュラム)が適用されます。

それにともない、大学入試の入試科目や求められる力もさらに変化が予想されます。
本校では3年間での現役合格を目指して、1年次から基礎学力をしっかりと積み重ね、それぞれのコースが目標に掲げる大学への合格を目指します。

・時間割が変更(2022入学生以降)

① 【全コース】月曜日から金曜日は1限~6限が通常授業となります。
朝のホームルームは8時50分~、1限は9時~開始します(予定)。
帰りのホームルームの終了は15時30分です。
※これまで実施していた「0限授業」は2022年度入学生からなくなります。
② 【G・Ⅰ・Ⅱコース(発展・標準)】
毎週土曜日は1限~4限が通常授業となります。
③ 【Ⅲコース】
第1、第3、第5土曜日は1限~4限が通常授業となります(従来通り)
④ 【Gコース、Ⅰコース】放課後の時間を活用して放課後講習、英会話講座等を実施します。
Ⅰコース 難関大合格に向けた特別演習(国・数・英)を週3日程度実施予定
Gコース 留学を見据えた外国人教員による英会話講座、総合探究学習を実施

1.グローバルコース(海外留学コース)2020年度 開設

海外への留学や進学を見据え、将来グローバルな社会で活躍する人材の育成を目的としたコースです。国内・国外の難関大学への進学を見据え、それぞれの進路に対応した入試対策や充実した語学学習を行います。
 世界の異なる文化や環境の中で、相互の高度なコミュニケーションを図るため、様々なテーマを題材としたプレゼンテーションやディスカッションを通じて、個々の自己表現や主張の方法に磨きをかけます。これからのグローバル社会での人材として、自らの専門性を高めることを目標とします。

グローバルコース

・5名の外国人教員(2021年度)により徹底的に英語にふれることで、英語力の向上を目指す
・1年次の1月から2年次の12月までの期間、オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどの高校から、教育内容等を思慮し1年間の留学を経験
・異なる文化や習慣、また、それぞれの持つ価値観の違いに触れ、グローバルな視点で物事を捉える力と、社会を生き抜くためのスキルや感性を身につける
・留学中の単位を本校が認定することで、帰国後はそのまま3年生へ進級
グローバルコースを詳しく見る

2. Ⅰコース(進学選抜コース)

 東大・京大、国公立大学医学部をはじめとする難関国公立大学、早慶上理などを目指すコースです。
 2019年度には秋田大学医学部医学科、2020年度には東北大学合格と少しずつ成果をあげることができました。そして2021年度入試では東京大学2名(理Ⅰ、文Ⅲ)、一橋大学、大阪大学、東北大学をはじめをはじめ難関大学へ現役合格を果たしています。高い志を持つ仲間と互いに刺激し合いながら学習に取り組むことができます。
 また、全員が5教科7科目に対応した学習を基本としていきますが、3年生では一人ひとりの目標にあわせて選択科目を受講します。なお、Ⅰコースでもクラブ加入率することができ、運動部、文化部を合わせて60%程度です(2021年度6月現在)。クラブに加入しながらもⅠコースの学習にもしっかりと取り組み、メリハリをつけて学校生活を送っています。
 2年次より文系クラス、理系クラスに分かれます。総合学習は「エンパワーメントプログラム」や「企業見学」、「大学見学」などを行っています。

Ⅰコース Ⅰコース

これまでの指導を生かして、3年間における段階的かつ計画的指導を実施します。生徒一人ひとりの進路目標は異なりますので、一斉指導のほかに「個別指導」もしっかりと行いながら生徒の進路実現を目指します。特に、難関大学を目指す生徒については、進路指導部が中心となり各科目の担当者を決め、添削指導を早期から実施しています。

・5教科7科目に対応
★2022年度入学生より放課後の時間に特別演習授業(国・数・英)を実施(週3日程度予定)
・習熟度別クラス編成(生徒の人数や学力により変更することもあります)
・2年次より文理別クラスに
Ⅰコース(進学選抜コース)を詳しく見る

3.Ⅱコース(発展・標準コース)

学習に加えて、部活動や生徒会活動に積極的にチャレンジするコースです。2021年6月現在、約85%の生徒が部活動等に加入しながら文武両道で学校生活を送っています。入学定員も260名(発展:160名、標準:100名、2022年度入試)と他のコースに比べても多く「よりきめ細かな指導」をしていくために、Ⅱコースの目標大学を発展クラスと標準クラスのそれぞれに設定して進路実現を目指していきます。(入学試験出願時に、標準クラス・発展クラスの希望をとります)。なお、2年次以降のⅡコース発展・標準のクラス分けについては校内で行われる実力テストや定期試験の結果に基づき行います。
 3年次には受験科目に合わせた選択科目を受講することで、それぞれの進路希望に応じた大学への受験にも対応します。総合学習には「異文化交流行事」や「NIA(発表学習)」、「大学見学」も取り入れます。

 目標大学は下記の通りとなりますが、難関国公立大学や地方国公立大学、またGMARCHなどの難関私立大学をはじめとした私立大学への進路実現を目指します。

◇目標大学
発展:筑波大学・千葉大学などの難関国公立大学
   学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学(GMARCH)
   東京農業大学・東京情報大学(併設大学)
標準:群馬大学、高崎経済大学などの地方国公立大学
   日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学など
   東京農業大学・東京情報大学(併設大学)
【参考】「併設大学」についてはこちら

Ⅱコース Ⅱコース

・標準クラス、発展クラスの2段階編成 ※カリキュラムは同じ
・問題演習のレベルを標準クラス、発展クラスのそれぞれの学力に応じて対応する
・多様なスクールライフを選択できる。クラブ加入率は85%程度。
・Ⅰコース(進学選抜コース)への編入も可能 ※進級時に約30名がⅠコースへ編入
Ⅱコース(発展/標準コース)を詳しく見る

4.Ⅲコース(クラブ選抜コース)

強化指定クラブに在籍することが条件のコースで、しっかりとした基礎学力を養成し、真の文武両道を目指します。それぞれの専門競技において「全国大会で実績を残す」ことを目指し、高度な競技性と技能を身に付けながら人間力を高めます。全国大会で戦うことができる、いわば「武」のエリートのみに開かれたコースであり、その素養を伸ばしながら「文」もおろそかにしないことが特徴です。毎年100名程度の卒業生のうち、80%程度の生徒が4年制大学への進路実現を果たしており、残りの20%程度は短大や専門学校を選択しております。2019年度には高崎経済大学に現役合格するなど部活動と両立しながら学習面にもしっかりと取り組む環境が整っています。
 2年次からは文系クラスになるため、理系希望者は学力等を基準としてⅡコースへ移動することも可能です。

Ⅲコース Ⅲコース

◇本校強化指定クラブ(2020年4月現在)
硬式野球部、陸上競技部(短距離)、陸上競技部(中長距離)、ラグビー部、空手道部、ソフトテニス部、剣道部、吹奏楽部

Ⅲコース Ⅲコース Ⅲコース

まず、目指すは全国大会出場。そして大学進学、その後の世界に通用するプロフェッショナルな人物を育てるコースです。しかし、農大二高で過ごす3 年間は競技成績も大切ですが、ほんとうは卒業した後の人生が豊かであるための3 年間となって欲しいと願っています。
 そのためにも、自身の競技力に磨きをかける事と併せて日々の学力も大切にし、人間力を備える成長をこころざす両道を実践します。(二兎を追う努力が必要です。)
 常に挑戦(チャレンジ)を失わず、3 年間の生活で自身の戦略と戦術を身に付けてください。
Nothing ventured Nothing gained

・専門競技において全国大会で実績を残すことを目指す ・クラブ活動と学業の両立
・4年制大学への進学に対応
・専門性の高い指導者のもとで、高度な技術力と人間力を身につける
・大学進学後も競技を続ける、新しい夢を見つけるなど生徒の進路選択をサポート
Ⅲコースを詳しく見る

多種多様な学校行事の取り組み(校内ALと校外ALの実践)

 個性と応用力を育む観点から、授業以外の学習や行事にアクティブ・ラーニング(AL)を多く用い、現代社会で必要な「生きる力」を養う時間を大切にしております。
 課題研究のためのグループワークやディスカッション、また、プレゼンテーションなど、生徒が自ら課題を見つけ、積極的にそれを解決していく能動的な学びの場を多く提供し、幅と奥行きを持つ学問に結び付ける学習を追求します。

【参考】「総合学習」の内容はこちら

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.