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2年生 第1回リベラルアーツ講座

6月23日(木)6限に本校武揚ホールにおいて、2学年の第1回リベラルアーツ講座を開催しました。今回は群馬大学大学院保健学研究科看護学講座の恩幣宏美准教授をお招きして、「学問と社会のつながり」というテーマで、恩幣先生ご自身の看護師時代の経験や現在の大学での研究を踏まえて、ご講演をいただきました。
2年生は進路選択の時期であり、生涯を通しての人間の生き方・表現であるキャリアを考えていかなければなりません。そして社会に出た際には、コンピテンシー(今持っている知識や技術をさまざまな場面で応用しながら看護を実践するための能力)を活かしていく必要があるということです。コンピテンシーは小中高校時代に家族や友人や先生、また学校生活や部活動など普段の生活の中で身に付けていくものだそうです。自分の強みや弱点などを客観的に把握して活動し、学問や書物を通して価値観を広げていくことが大切だということです。
講義の最後には質疑応答の時間もあり、生徒の質問に対して丁寧に答えていただきました。生徒たちは熱心に講義を聴いており、刺激を受けたことと思います。自分の将来を見据えて、現在の高校生活でさまざまなことを学び、将来コンピテンシーとして活かしていけるよう、今の自分を見つめ直す良い機会になったと感じました。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.