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オーストラリアスタディツアーを実施

 3月21日から31日までの10日間オーストリアスタディーツアーを実施しました。今年度は農大三高と共同開催となり本校から8名の生徒が参加し、クイーンズランド州のマランバ校へ訪問しました。
 学校では現地生のバディと共に1日を過ごし、滞在はホームステイという英語と文化にどっぷりとつかることができるプログラムです。生徒たちはコミュニケーションを楽しみながら、日本とは異なる授業や考え方、習慣などの刺激を受けオーストラリアを堪能していました。
 グリフィス大学見学やオーストラリア動物園訪問もしました。大学ではアボリジニの文化体験やSDGsの授業などを受講しました。動物園では固有種を間近で見たりコアラに触れるなどしました。日本の動物園よりも規模が大きく、自然に近い環境で暮らしている動物たちの姿に生徒たちは感激し、「オーストラリアは日本に比べ、環境への配慮や動物への関わり方の意識が高いことが感じられた」という感想も口にしていました。
 日本文化紹介の時間もあり、二高生は「高崎だるま」や「桜」の紹介をし、日本の遊びを現地生と楽しみました。また、二高、三高合同で「大根踊り」をし、農大の伝統も披露することができました。
 マランバ校の今年度の修了式では、アカデミックチャレンジやスポーツイベントにも参加しました。バディと共に問題を解いたり、校内をまわったり楽しみながらチームに加わることができていました。
 帰国前にはブリスベンシティを散策し、市街地やボタニックガーデン、クイーンズランド工科大学なども見学し、街の歴史も学びました。10日間という短い期間ですが、異文化に身を置くことで英語を用いて交流する貴重な機会を得ることができました。オーストラリアの温かい国民性やマランバ校の明るい雰囲気に助けられて充実した時間を過ごしていました。参加した生徒たちの今後に期待しています。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.