
LEARNING CONTENTS 学習内容
令和8年度(2026年度)
コース制リニューアル New!
令和8年度入学生より高校のコース制を再編いたします。「グローバル・アントレプレナーシップコース(旧グローバルコース)」、「中高一貫コース」の開設をはじめ、「Ⅱコース発展・標準」を一本化し「Ⅱコース」とします。時代の変化に対応しながら、社会で活躍できる人材育成を目指していきます。

*本人の希望をもとに進路目標や実力テストの結果などを総合的に判断してコース移動を認める場合もあります(2年進級時のみ)

本校は人数も多いため、生徒の進路希望も多岐にわたります。それぞれの生徒の目標を確認しながら、生徒一人ひとりの能力を伸ばし、進路実現ができるよう指導していきます。


グローバル・アントレプレナーシップ
(GE)コース New!
❶高度な英語運用能力の育成
他のコースより多い英語授業の中で、外国人教員によるレッスン、海外出版社テキスト利用、オンライン英会話、海外大学進学に利用できるIELTS対策などを展開します。2年次終了までに英検準1級の取得を目標として、3年次には英検準1級にチャレンジします。
❷海外留学・海外研修の充実
下記の(1)、(2)2つのコースから選択します。

❸アントレプレナーシップ* 教育の充実
自ら社会課題を見つけ、仲間と協働しながら解決策を探究できる能力・態度を育成します。他コースより多い総合探究の時間を活用します。
*アントレプレナーシップとは、「さまざまな困難や変化に対し、与えられた環境のみならず自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生みだしていく精神のこと」です。 主なプログラム- ビジネスプラン作成
- 起業家講演会の実施
- プロジェクトベース学習の実施
Ⅱコース発展・Ⅱコース標準を一本化 New!
令和7年度入学生までは「Ⅱコース発展」・「Ⅱコース標準」に分けてクラス分けを行っていましたが、令和8年度入学生からは発展クラスと標準クラスを一本化します(定員210名)。なお、2年次からはⅡコース内で文理別クラスを編成します。
通常授業を大切に
各コースの進路目標にあわせて授業内容、レベルや進度は異なりますが、いずれのコースにおいても「通常授業」を大切にしています。授業をしっかりと受けることにより、予習・復習のリズムが生み出され、自学習を意味のあるものとしていきます。また、授業以外の取り組みとして、教育方針にも掲げている「何事にも主体的に取り組める人材の育成」のため、課題解決能力の基礎となる思考力・判断力・表現力を高めるために「総合探究」の活動にも力をいれています。


教育の3本柱



1.グローバル教育
グローバルアントレプレナーシップコースの開設、海外研修旅行(行き先は選択制)、グローバルスタディーズプログラム(1年Ⅰコース)などを実施しています。また、長期休みなどを利用して、現地の高校や大学の授業に参加する「オーストラリアスタディツアー」をはじめ「アメリカ西海岸研修」、「N-Global in フィリピン」などを希望者対象に実施し、異文化を直接学ぶ機会とします。また、本校には4名の外国人教員が在籍しており、通常授業のほか放課後の英会話レッスンなど、さまざまな場面で学習支援を行っています。


2.ICT教育
本校ではiPadを導入して、授業やホームルーム活動、探究活動など学校生活のさまざまな場面で活用しています。学習の記録や課題の管理・提出などに活用して、学習の効果が上がるように心がけています。また、1年生では地元のベンチャー企業と協力していただき、「プログラミングチャレンジ」を実施し、AIなどにも使われるプログラミング言語Pythonに挑戦します。
また、2025年度から文部科学省が推進する「DXハイスクール」に認定されました。主に、文系(2年次Ⅱ・Ⅲコース)の生徒を対象に、データサイエンスの基礎講義やプログラミング実習を実施します。3年次では選択科目として「データサイエンス」「メディアデザイン」も受講することができます(主にⅢコース)。文理融合を進め、デジタル人材の育成を目指します。


3.理科教育
本校は生物系総合大学である東京農業大学の併設校です。その利点を最大限に生かして、理科教育も強化しています。具体的には、東京農業大学のキャンパスや農場を利用して、体験的な学習を行うことができます(希望者対象)。
N-Science オホーツク研修(3泊4日)では、臨海センターでの海洋生物の実習、知床自然ツアーなどを実施します。また、富士農場研修(1泊2日)では農場見学や実習を行います。
さらに、東京農業大学STEAM講座では、東京農業大学や東京情報大学の先生方が専門性を活かした講義を開講しています(希望者、無料で受講可能)。


各コースの概要

・希望進路別のコース選択
入試出願時に希望コースを確認して、本人の希望コースを優先して合格発表を行います。
なお、コース移動については1年生から2年生に進級する段階でのみ本人の希望および学業成績等により総合的に判断して決定します。(例:Ⅱコース⇒Ⅰコースなど)
なお、2025年度入学生までⅡコース発展およびⅡコース標準のクラス分けについては、校内の実力テストなどの結果に基づき、2年次、3年次進級時にそれぞれ行います。
・教育課程表(3年間のカリキュラム)
■2022(令和4)年度~2024(令和6)年度入学生
農大二高カリキュラム(2022年度入学生~)■2025年度(令和7年度)入学生
農大二高カリキュラム(2025年度入学生~)■2026年度(令和8年度)入学生
農大二高カリキュラム(2026年度入学生)【準備中】・本校の時間割(参考:1年生Ⅰコース)

◆時間割に関する補足
- 朝のホームルーム活動は8時40分から始まりますので、8時40分までに登校してください。帰りのホームルーム活動は15時10分~15時20分(平日)です。
- Gコース、Ⅰコース、Ⅱコースは毎週土曜日に授業(1限~4限)を実施します。
Ⅲコースは第1、第3、第5土曜日に授業(1限~4限)を実施します。 - Gコース、Ⅰコースは放課後の時間を活用して、放課後講習(Ⅰコース週3日程度)や英会話講座、総合探究学習(Gコース週2日程度)を実施します。
1.グローバルアントレプレナーシップコース(GEコース)*
*2026年度入学生よりGEコース。2025年度までの入学生はグローバルコース(Gコース)です。 海外への留学や進学を見据え、将来グローバルな社会で活躍する人材の育成を目的としたコースです。国内・国外の難関大学への進学を見据え、それぞれの進路に対応した入試対策や充実した語学学習を行います。
世界の異なる文化や環境の中で、相互の高度なコミュニケーションを図るため、様々なテーマを題材としたプレゼンテーションやディスカッションを通じて、個々の自己表現や主張の方法に磨きをかけます。これからのグローバル社会での人材として、自らの専門性を高めることを目標とします。


- 4名の外国人教員(2025年度4月現在)によるレッスン、海外出版社テキスト利用などを通して高度な英語運用能力の育成を目指します。最終的には、3年次に英検一級にチャレンジします。
- 1年次の1月から2年次の12月までの期間、オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどの高校から、教育内容等を思慮し1年間の留学を経験(2025年度入学生まで)
- 「1年間の留学」または「海外短期研修+探究学習」が選択可能(2026年度入学生から)
※1年間の留学については、留学中の単位を本校が認定することで帰国後はそのまま3年生へ進級可能 - アントレプレナーシップ教育に力を入れ、社会課題に対して仲間と協働しながら解決策を探究できる能力・態度の育成を目指します。
2. Ⅰコース(進学選抜コース)
東大・京大、国公立大学医学部をはじめとする難関国公立大学、早慶上理などを目指すコースです。
2025年度大学入試においては東北大学(3名)、北海道大学(1名)をはじめ、神戸大学、筑波大学、千葉大学、国際教養大学など75名が国公立大学に現役合格を果たしています(Ⅰコースのみ)。また、慶應義塾大学、早稲田大学など最難関私立大学にも合格しており、高い志をもつ仲間と切磋琢磨しながら、学習に取り組むことができます。
日々行われる「通常授業」を特に重要視しており、通常授業を軸に課題を明確にして予習や復習などの「自学習」に取り組みます。本校の教員が放課後講習等(無料)も実施しており、通常授業での理解度等を確認ながら学びを深めていきます。
また、Ⅰコースでもクラブに加入することができ、運動部・文化部合わせて加入率は70%程度(2024年度実績:運動部20%、文化部50%程度)です。自分の趣味や特技にも打ち込みつつ、メリハリをつけて学習に取り組んでいます。


これまでの指導を生かして、3年間における段階的かつ計画的指導を実施します。生徒一人ひとりの進路目標は異なりますので、一斉指導のほかに「個別指導」もしっかりと行いながら生徒の進路実現を目指します。特に、難関大学を目指す生徒については、進路指導部が中心となり各科目の担当者を決め、添削指導を早期から実施しています。
・5教科7科目に対応
・放課後講習を実施
・2年次より文理別クラスに
Ⅰコース(進学選抜コース)を詳しく見る
3.Ⅱコース(自己探究コース)
学習に加えて、部活動や生徒会活動に積極的にチャレンジするコースです。約80%(2023年度実績)の生徒が部活動等に加入しながら文武両道で学校生活を送っています。
2025年度入学生までは「Ⅱコース発展(定員160名)」「Ⅱコース標準(定員100名)」にクラス分けを行っておりましたが、2026年度入学生からは「Ⅱコース」に一本化し、定員は210名とします。(なお、2025年度入学生までは、2年次以降のⅡコース発展・標準のクラス分けについては校内で行われる実力テストや定期試験の結果に基づき行います。)
3年次には受験科目に合わせた選択科目を受講することで、それぞれの進路希望に応じた大学への受験にも対応します。2025年度大学入試では、東北大学、千葉大学をはじめ、地元の群馬大学、高崎経済大学など46名(Ⅱコースのみ)が現役で合格し、東京農業大学にも優先入試において44名が合格しました。
目標大学は下記の通りとなりますが、難関国公立大学や地方国公立大学、またGMARCHなどの難関私立大学をはじめとした私立大学への進路実現を目指します。
◇目標大学
難関国公立大学(筑波大学、千葉大学、横浜国立大学など)
地方国公立大学(群馬大学、高崎経済大学など)
GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)
併設大学(東京農業大学、東京情報大学)
【参考】「併設大学」についてはこちら


・ほとんどの生徒が4年制大学への進学を希望。
・多様なスクールライフを選択できる。クラブ加入率は80%程度。
・Ⅰコース(進学選抜コース)への編入も可能 ※進級時に約20名がⅠコースへ編入
Ⅱコース(発展/標準コース)を詳しく見る
4.Ⅲコース(クラブ選抜コース)
強化指定クラブに在籍することが条件のコースで、しっかりとした基礎学力を養成し、真の文武両道を目指します。それぞれの専門競技において「全国大会で実績を残す」ことを目指し、高度な競技性と技能を身に付けながら人間力を高めます。全国大会で戦うことができる、いわば「武」のエリートのみに開かれたコースであり、その素養を伸ばしながら「文」もおろそかにしないことが特徴です。毎年100名程度の卒業生のうち、80%程度の生徒が4年制大学への進路実現を果たしており、残りの20%程度は短大や専門学校を選択しております。これまでには高崎経済大学に現役合格するなど部活動と両立しながら学習面にもしっかりと取り組む環境が整っています。
2年次からは文系クラスになるため、理系希望者は学力等を基準としてⅡコースへ移動することも可能です。


◇本校強化指定クラブ
硬式野球部、陸上競技部(短距離)、陸上競技部(中長距離)、ラグビー部、空手道部、男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部、剣道部、吹奏楽部




まず、目指すは全国大会出場。そして大学進学、その後の世界に通用するプロフェッショナルな人物を育てるコースです。しかし、農大二高で過ごす3 年間は競技成績も大切ですが、ほんとうは卒業した後の人生が豊かであるための3 年間となって欲しいと願っています。
そのためにも、自身の競技力に磨きをかける事と併せて日々の学力も大切にし、人間力を備える成長をこころざす両道を実践します。(二兎を追う努力が必要です。)
常に挑戦(チャレンジ)を失わず、3 年間の生活で自身の戦略と戦術を身に付けてください。
・専門競技において全国大会で実績を残すことを目指す ・クラブ活動と学業の両立
・4年制大学への進学に対応
・専門性の高い指導者のもとで、高度な技術力と人間力を身につける
・大学進学後も競技を続ける、新しい夢を見つけるなど生徒の進路選択をサポート
Ⅲコースを詳しく見る
総合探究学習
通常授業において認知能力を高めていくことに加えて、協調性や問題解決能力、粘り強さなどの非認知能力を高めていくこともより大切です。本校では総合探究学習において「NI(Noni Inovation)探究」や「NIA(Noni Inovation Award)」を実施しています。
暮らしの中で直面する課題や社会問題の解決に向けて情報を収集、整理、分析し、グループの仲間と意見交換・協働しながら課題解決学習を進めていきます。
